腰痛とは?腰痛のおもな症状と対処法03
2023.07.01
腰痛の治療法・即効性のある治し方
腰痛は、急性期と慢性期の大きくふたつに分けられます。
そこで、まずは然るべき検査をして、どちらかを判別します。
疼痛部位に炎症がある場合を急性期といいます。
炎症とは、熱や腫れがあり、動かすとズキズキと痛みます。
この状況では患部の炎症を引かせる治療が先決です。
当院では、ハイボルト療法で痛みを抑え、患部を冷やし、酸欠状態の組織を手技療法で除痛します。
慢性期については、大半がインナーマッスルの低下がみられるので、患部に生じた血流や代謝の衰えを改善するために自律神経の安定を図り、姿勢が保たれているかインナーマッスルを検査し、骨盤が後ろに倒れていないか、患部自体の回復力などをみながら治療していきます。
整体が向いている腰痛
私は整形外科での勤務経験から、引っ張ったり、湿布を貼ったり、10分程度の低周波治療を行っても改善が見込めない場合、本当の原因が患部であるのかを見極めるために検査をおすすめしています。
実際、異なる3つのことがあります。
①整体では筋肉(インナー・アウターマッスル)が正しく使えているか確認できます。
②患部の神経と筋肉の連動の状態を知ることができます。
③関節が正しく機能しているかを確認できます。
これらの状態を正確に把握できれば、痛みの有無を問わず、現在の健康状態を理解することができ、再発防止にも役立ちます。
みなさん、歯磨きは1日3回するのに、ストレッチやトレーニングは、週に何回していますか?