夏の終わりに「腰痛」はなぜ流行る?
2022.09.01
みなさん、こんにちは。院長の入江です。
9月になりました。
今月は、これから10月にかけて起きやすい傷病、「ぎっくり腰」「坐骨神経痛」についてお伝えします。
この時期に多い背景には、アウターマッスルの疲労蓄積があります。
夏の疲れといいますが、今年は梅雨明けも早く、高温多湿の環境で4か月余りエネルギーを消耗してきました。
体温に近い外気温、たくさん汗をかいて、エアコンで急激に冷やされ、入浴をシャワーで済ましてしまうといった、負の環境の連鎖です。
そんな状態でストレッチなどケアもしなければ、間違いなく不調の温床となります。
例えれば、歯を磨かずに食事を摂り続けて虫歯になるようなものです。
ここで痛みが出現するか否かを分けるのが、インナーマッスルの存在です。
潜在的な腰痛の可能性と受傷後の治癒に大きな影響を与えます。
夏の間に疲弊したアウターマッスルが機能低下している中で、インナーマッスルがなければ、より深層を痛めやすいのは想像がつくと思います。
当院では、体温にも大きく関与しているインナーマッスルの有無などの現状を検査できます。
今年も残り4か月、痛みと無縁の生活をするために、ぜひ一度、検査してみませんか?