運動前後のストレッチ
肉離れ
ふくらはぎや太ももの強い痛みは肉離れかもしれません
肉離れは、サッカーやバスケットボール、陸上競技などスポーツ中に発生しやすいケガになります。
強い痛みや腫れをともなうため、運動に限らず、普段の歩行にも支障が出てくるケースが多くなっています。
受傷時の対処はもちろんのこと、再発させないように予防もしっかりと行いましょう。
こちらのページでは、肉離れの原因や症状、セルフケアの方法をご紹介しています。
目次
contents
目次
contents
お悩みの症状
trouble
お悩みの症状
trouble
症状・原因
symptom・cause
症状・原因
symptom・cause
肉離れは、筋肉の一部を損傷したケガになります。
筋肉であればどこでも発生する可能性はありますが、激しい運動によって、ふくらはぎや太ももなどを痛めるケースが多くなっています。
受傷時にスムーズな対応ができるよう、肉離れの症状や発生しやすい状況を頭に入れておきましょう。
肉離れの症状
●内出血
毛細血管を損傷することで、患部周辺に内出血が広がります。
受傷してすぐよりも、数日ほど経過して皮下出血が生じるケースが多くなっています。
●腫れ、熱感
炎症によって患部が腫れて、熱を持つ場合があります。
●圧痛、運動時の痛み
筋線維を痛めた箇所に、ピンポイントの圧痛がみられます。
また、足の肉離れでは患部に荷重をかけられず、歩行が困難となる場合もあります。
肉離れの原因
短距離走やジャンプなど、急激な筋収縮を起こした際に筋線維を断裂するケースが多くなっています。
その他にも次のような要因により、肉離れのリスクが高まることも考えられています。
●筋肉疲労の蓄積
オーバーユース(使いすぎ)や休息不足などで疲労がたまってしまうと、筋肉の柔軟性が徐々に低下していきます。
その結果、運動時に硬くなった筋線維が無理に伸ばされ、肉離れに繋がると言われています。
●加齢
年齢を重ねるごとに、筋肉量が減少しやすくなります。
筋力低下によって急な負荷に筋肉が耐えられず、肉離れを起こしやすくなると言われています。
●ウォーミングアップ不足
ウォーミングアップ不足では、筋肉が硬い状態で運動を始めることになるため、肉離れのリスクを高めてしまいます。
対処法
approach
対処法
approach
肉離れの対処法
肉離れは筋肉や血管が損傷して、炎症が起きていると考えられています。
放置すると腫れや内出血が広がり、余計に症状を長引かせてしまうかもしれません。
こちらでご紹介する対処法を素早く行い、肉離れの早期改善を目指していきましょう。
RICE処置
安静
下手に動かすと筋線維の損傷を広げてしまう可能性があります。
患部はなるべく動かさず、安静に保ってください。
冷却
氷のう(氷水を入れて冷却するための袋)を当てて患部を冷やします。
アイシングによって血管が収縮するため、内出血や腫れの抑制を期待できます。
圧迫
包帯やバンテージ、タオルなどを巻いて、患部を適度に圧迫します。
圧迫することで、腫れの軽減・予防が期待できます。
拳上
患部を心臓よりも高い位置にあげておきます。
重力を利用することで静脈やリンパの流れを促し、腫れを抑えていきます。
下肢を肉離れした場合、横になり台に足を乗せることで、挙上の状態を楽にキープできます。
できる範囲でRICE処置をしましたら、医療機関や接骨院・整骨院に行くことをおすすめしています。
固定や物理療法など専門的な処置を受けることで、より症状は早期に改善しやすくなります。
マッサージやストレッチ
腫れや痛みが引いてきたら、可能な範囲でストレッチを行います。
呼吸をしながら、ゆっくり筋肉を伸ばすように意識しましょう。
※痛みが出る場合は、無理をしないでください。
太もも前側
・背中を伸ばして立ちます
・片方の膝を曲げて、かかとをお尻につけます
・軽く足を後方に引くようにして、太もも前側の筋肉をストレッチします
太もも裏側
・椅子や台の上に、片側の足のかかとを乗せます
・つま先を上げた状態で上体を前に倒し、太もも裏側の筋肉をストレッチします
上半身を倒す際には、背中が丸まらないようにお気をつけください。
ふくらはぎ
厚みのある本の上につま先を乗せて立ち、体重をかけることで、ふくらはぎの筋肉をストレッチします。
湿布を使用する
冷感湿布
冷感湿布は、炎症や腫れを抑える効果を狙った湿布になります。
多くの場合、受傷してすぐの炎症が強い時期に使用されています。
温感湿布
温感湿布は、血流促進効果を狙った湿布になります。
受傷後2~3日経過し、炎症が落ち着いてから使用することが一般的です。
種類によって多少の違いがありますが、湿布の効果はおよそ6〜12時間ほどとされています。
長時間使用すると、かぶれてしまう可能性があります。
皮膚の弱い方は早めに剥がして、肌を休ませることをおすすめしています。
施術法
TREATMENT
施術法
TREATMENT
東陽町整骨院の【肉離れ】アプローチ方法
当院ではエコーや羽田野式ハイボルトで理学検査を行い、肉離れの損傷度合いを確認します。
実際に肉離れで腫れている場合もあれば、痛みを庇って腫れや浮腫みが出ている可能性もあります。
受傷後の炎症が強い場合、一刻も早い炎症を抑える効果がある施術が必要になります。
当院ではRICE処置と羽田野式ハイボルト、ES5000で3DMENSによるマイクロカレントを使用して施術を行っていきます。
歩いてのご来院が難しかった方が、当日はご自身で歩いて帰ることができるほどの効果を実感されるケースも多く、多数のお喜びの声をいただいております。
温熱療法を含めたリハビリマッサージ、筋膜ストレッチ、超音波療法などで症状を改善していきます。
肉離れの予防法
PREVENTION
肉離れの予防法
PREVENTION
ウォーミングアップ
スポーツを開始する前には、入念なウォーミングアップを行ってください。
筋肉の柔軟性を高めたうえで運動を始めることにより、肉離れのリスク軽減を期待できます。
しかし、筋肉を伸ばしすぎると、パフォーマンスの低下に繋がる場合もあります。
そのため、運動前には軽いジョギングや体操など、身体を動かしながら行うストレッチがおすすめです。
クールダウン
運動による疲労を残さないためにも、クールダウンをしっかり行うようにしてください。
クールダウンでは、軽いウォーキングや、運動で硬くなった筋肉をじっくり伸ばすようなストレッチが有効と言われています。
リラックス
入浴
入浴で血行を促すことにより、疲労物質が体外に排出されやすくなります。
疲労回復を促すためにも、ぬるめのお湯にじっくり時間をかけて浸かりましょう。
十分な睡眠
睡眠中に、痛めた組織の修復が促されると言われています。
また、ケガの原因となる筋疲労をためないためにも、毎日7〜8時間はしっかりと眠るように心がけてください。
食事の改善
ケガを予防するには、食事からの栄養も大事になります。
肉離れを防ぐためには、アミノ酸(たんぱく質)を意識的に摂取しましょう。
アミノ酸には、疲労回復を促したり、運動による筋肉の分解を抑えたりする作用を期待できます。
大豆や魚類、肉類、乳製品などに、アミノ酸は多く含まれています。
また、アミノ酸の摂取には、サプリメントの利用もおすすめです。
※運動30分前にサプリメントを飲むようにすると、効率良くアミノ酸を作用させられると言われています。
よくある質問
FAQ
よくある質問
FAQ
肉離れのおもな症状は何ですか?
腫れや内出血、圧痛がおもな症状です。
また、患部に体重をかけたり、ストレッチしたりすると痛みが誘発されやすくなっています。
肉離れへの施術に保険は使えますか?
急性のケガは接骨院・整骨院では保険適用となっています
肉離れはどの部位に起こりやすいですか?
スポーツ時に大きな負荷がかかるため、ふくらはぎや太ももなど下肢の筋肉に肉離れは起こりやすくなっています。
肉離れはどれくらいで良くなりますか?
軽症であれば3週間〜1ヶ月が目安になります。
しかし、重度のものであれば2ヶ月以上かかる場合もあります。
肉離れを予防するために日常で何に気をつけたら良いですか?
ウォーミングアップとクールダウンをしっかり行いましょう。
また、筋肉に疲労をためないよう、十分な睡眠をとることもケガの予防に必要です。
著者
AUTHOR
著者
AUTHOR
氏名
入江 祥隆
役職
院長、事業部マネージャー
資格
柔道整復師
血液型
AB型
趣味
休日の育児、仲間との時間
出身地
東京文京区
得意な施術
首、腰、膝
今後の目標
江東区の健康寿命を延ばす
施術家としての思い
相手のことを自分事にする
施術へのこだわり
根拠のある施術、痛みには必ず原因がある
経歴
日本中小企業大賞スゴイ社員優秀賞
最優秀院長賞2回
最優秀マネージャー賞2回
第21回医療オリンピックC-1矯正王優勝
コラム
COLUMN
東陽町整骨院鍼灸院
公式SNSアカウント
SNSLINKS
東陽町整骨院鍼灸院
公式SNSアカウント
SNSLINKS