夏への暑熱順化
2020.07.01
みなさん、こんにちは!
院長の入江です。
いよいよ梅雨明け、待ちに待った夏がやってきます。
新型コロナウイルスで生活のリズムが変わった方も多いと思いますが、夏の暑さは変わりません。
帝京大学医学部附属病院 高度救命救急センター長の三宅康史教授によると、「今年は例年より熱中症による体調不良の方が増え、経験したことのない夏になる」とのことです。
そこで、自粛生活が長かった皆さんにお伝えしたいのが、「自分の体力を過信しないこと」です。
体力が落ちていると高温多湿の環境下で暑熱順化が上手にできず、熱中症のリスクが高まります。
そして、もうひとつが夏場のマスク使用によるリスクです。
外気温の高い中でマスクを介しての呼吸は息苦しく、多くのエネルギーを消費するほか、身体にこもった熱が逃げにくくなります。
では、こうしたリスクにどう立ち向かえばよいのか?
まず一つは、家で朝晩10分程度、心拍数の上がる運動を習慣にすること。
入浴はシャワーではなく、湯船にいつもより5分程度長く浸かること。
この二つからはじめてみましょう。
大切なのは「習慣化」です。
継続は力なり。
今年の夏を健康に乗り越えられるように、一緒に努力しましょう!