首・肩周りのセルフストレッチ
頭痛
タイプに合わせた処置で頭痛の緩和を目指しましょう
一口に頭痛と言っても、いくつかの種類があることをご存知でしょうか?
もし何らかの対策をとっていても症状が改善しない場合は、やり方を間違えている可能性があります。
頭痛の改善を目指すためにも、タイプにあわせた処置を行っていくことが重要です。
こちらのページでは、頭痛の原因とセルフケアの方法について詳しくご紹介しています。
目次
contents
目次
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お悩みの症状
trouble
お悩みの症状
trouble
症状と原因
symptom・cause
症状と原因
symptom・cause
長期間続く慢性的な頭痛は、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3つの種類があります。
適切な処置を行うためにも、ご自身がどのタイプの頭痛に悩まされているのかを理解することが必要です。
種類ごとの症状の特徴や原因をこちらでまずはご確認ください。
片頭痛とは
片頭痛の原因と症状について詳しくご紹介します。
●片頭痛の症状
頭の片側に起こる、ズキズキとした脈打つような痛みが片頭痛のおもな症状です。
こめかみから目の周辺が発作的に痛むケースが多くなっています。
また、片頭痛には、次のような特徴も挙げられます。
・頭の両側が痛む場合もある
・前兆として視界にギザギザとした光が現れるケースがある(閃輝暗点)
・光や音、においといった刺激に敏感になる
・吐き気、嘔吐をともなう
・頭を動かすと痛みが悪化する
など
痛みの持続時間は、およそ4〜72時間ほどと言われています。
●片頭痛の原因
脳の血管の拡張により、こめかみや目のまわりを走行する三叉神経が刺激され、拍動性の痛みが生じることが考えられています。
しかし、片頭痛が発生する仕組みは、十分には解明されていません。
日常生活において、血管の拡張を起こす要因には、次のものが挙げられます。
・ストレス
ストレスの影響で分泌が増加する「セロトニン」の影響で、血管の収縮・拡張が起こるといわれています。
光、騒音、気圧の変化といった「肉体的ストレス」や、人間関係、環境の変化といった「精神的ストレス」などがあります。
・食べ物
チーズやワイン、チョコレートなどに含まれる「チラミン」や「ヒスタミン」により、血管の拡張が引き起こされる場合があります。
・女性ホルモン
生理の前後や更年期など、女性ホルモンの増減により片頭痛が生じやすくなっています。
ホルモンの急激な変動により、神経伝達物質のバランスが変化することが理由に考えられています。
・睡眠不足、寝すぎ
睡眠不足によりホルモンの調整が乱れ、片頭痛を引き起こしやすくなります。
また、寝すぎも血管の拡張を招き、片頭痛の引き金になることが考えられています。
緊張型頭痛とは
緊張型頭痛の原因と症状について詳しくご紹介します。
●緊張型頭痛の症状
圧迫感、締め付け感をともなう痛みが、緊張型頭痛のおもな症状です。
後頭部から頭全体にかけて、両側に痛みが生じることが多くなっています。
また、緊張型頭痛には、次のような症状の特徴が挙げられます。
・肩こりや背中の張り感をともなうケースが多い
・首の後ろ側に重苦しさを感じる場合がある
・めまいや浮遊感をともなう場合がある
など
痛みが数十分でおさまる場合もあれば、数日間継続する場合もあります。
片頭痛とは違い、緊張型頭痛ではズキズキとした痛みや吐き気、嘔吐はともないません。
●緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛のおもな原因には、肩から首、頭部にかけての緊張が挙げられます。
筋肉の緊張により頭部への血行が悪化し、溜まった老廃物で神経への刺激が起こることが考えられています。
日常生活において、筋肉の柔軟性を低下させる要因には、次のものがあります。
・身体的ストレス
デスクワークなど、長時間同じ姿勢が続くと筋肉が徐々にこわばり、血行の悪化を招く場合があります。
重たい頭部が前方に移動し、首や肩まわりの筋肉に余計な負担をかけるため、背中が丸くなった猫背の方は特に緊張を強めやすくなっています。
・精神的ストレス
環境の急な変化、仕事のプレッシャーなど、精神的なストレスを受けると交感神経(身体を活動状態にする自律神経)が優位になりやすいです。
自律神経の乱れから全身の筋肉がこわばり、緊張型頭痛を引き起こしてしまう場合があります。
群発頭痛とは
群発頭痛の原因と症状について詳しくご紹介します。
●群発頭痛の症状
片側の目の奥に生じる痛みが、群発頭痛のおもな症状です。
痛みの程度は非常に強く「眼球がえぐられるような痛み」と表現する方もいらっしゃいます。
その他、群発頭痛には、次のような症状がみられる場合もあります。
・こめかみや額のあたりまで痛みが広がる
・目の充血、涙、鼻水、鼻づまりをともなう
・まぶたが垂れ下がる
など
痛みの持続時間は15〜180分とされています。
数ヶ月ほど続く群発期では、毎日決まった時間帯(夜間)に痛みが生じることが特徴に挙げられます。
●群発頭痛頭痛の原因
目の奥を走行する太い血管が拡張し、周辺の神経が刺激されることで強い痛みが生じると考えられています。
しかし、群発頭痛が発生する仕組みは解明されていません。
その他、体内時計を調整している、脳の視床下部に何か異常が起きている説もあります。
はっきりとした因果関係は分かっていませんが、過度な飲酒や喫煙がおもな引き金に挙げられます。
頭痛への対処法
headache-approach
頭痛への対処法
headache-approach
●冷やす
片頭痛が疑われる際は、濡れタオルや氷水などを痛みが出ている箇所に当ててください。
冷やすことで、片頭痛の原因となる血管の拡張を抑える効果が期待できます。
反対に身体を温めると血管が拡張し、症状を強める可能性があります。
ですので痛みが出ている時期は入浴は控え、シャワーで済ますことをおすすめしています。
●安静にする
片頭痛では、頭を動かすと痛みが悪化しやすくなっています。
刺激にも敏感になってしまうため、なるべく静かな部屋でゆっくり休むようにしましょう。
●温める
緊張型頭痛の場合は、ホットパックやカイロなどを当てて身体を温めてください。
筋肉の緊張をゆるめて、血の巡りを良くすると、痛みの要因となる疲労物質の排出を促すことができます。
また、緊張型頭痛には、入浴によって全身を温めることもおすすめです。
リラクゼーション効果により、ストレスを発散する効果が期待できます。
●ストレッチ、マッサージ
筋肉の柔軟性を高めるため、首肩まわりのストレッチを行いましょう。
頭をゆっくりと横や前後に倒すことにより、首から肩にかけての筋肉をストレッチできます。
また、筋緊張をほぐすためには、セルフマッサージも有効です。
首の後ろ側や後頭部、こめかみなどを優しくもみほぐし、血流を良くすることで頭痛の軽減が期待できます。
●飲酒や喫煙を控える
飲酒やタバコは群発頭痛の引き金に考えられています。
特に痛みが起きている群発期には、禁酒、禁煙に努めるようにしてください。
また、群発期以外であっても、予防として過度な飲酒や喫煙は避けることをおすすめしています。
●医療機関に行く
群発頭痛の痛みは非常に激しいため、セルフケアや接骨院・整骨院の施術では改善がむずかしくなっています。
目の奥の激痛が続く際には、早めに医療機関にご相談ください。
群発頭痛に対しては、医療機関で行う酸素吸入が有効と言われています。
施術法
TREATMENT
施術法
TREATMENT
東陽町整骨院の【頭痛】アプローチ方法
当院では緊張型頭痛か偏頭痛を見極めて施術を行います。
緊張型頭痛では頭部から背部にかけての筋肉が強く緊張して短縮し続けてしまい、血流が著しく悪い状態です。
結果老廃物が組織内に溜まり、その周囲の神経が圧迫を受け頭痛症状に繋がります。
緊張型頭痛には羽田野式ハイボルトやES5000、カッピングや筋膜ストレッチがオススメです。
偏頭痛では更年期などのホルモンバランスや梅雨時期など気圧の変化、急激な温度変化などが原因でのぼせや目眩などが併発されることもあります。
脳の血管が急激に拡張する事で、脈打つような痛みが生じます。
このような症状には鍼治療やTHS(炭酸ヘッドスパ)や自律神経を整えるES5000が有効です。
頭痛の予防法
Prevention
頭痛の予防法
Prevention
痛みが出ているときに限らず、首や肩まわりのストレッチは習慣的に行うようにしてください。
ストレッチにより筋肉の柔軟性を高め、頭部への血流を促進することで、頭痛の予防が期待できます。
頭痛を防ぐためには、例えば次のようなストレッチ方法が有効と言われています。
・頭を横に倒す
・頭を前側に倒し、両手で後頭部を軽く下に押す
・鎖骨を手で軽く押さえ、頭を後ろに倒す
また、猫背姿勢は、首・肩にこりを与えてしまう場合があります。
姿勢を改善するためにも、腕を後方に引くストレッチにより、胸の緊張をゆるめておくこともおすすめです。
適度な運動
ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、適度な運動を行いましょう。
有酸素運動には、筋肉の緊張を緩和させ、副交感神経(身体を休めるときに働く自律神経)を優位にする作用があると言われています。
副交感神経によるリラックス効果で、頭痛の原因となるストレスの軽減が期待できます。
十分な睡眠
疲労回復を促すため、十分な睡眠をとるようにしてください。
個人差はありますが、理想の睡眠時間は7〜8時間と考えられています。
夜更かしはせず、夜しっかりと眠ることで、ストレスの緩和に繋がると言われています。
また、体内時計の乱れも頭痛の原因となる場合があります。
頭痛を起こしにくくするためにも、規則正しい生活を心がけてください。
よくある質問
FAQ
よくある質問
FAQ
頭痛の一般的な原因は何ですか?
筋肉の緊張やストレス、生活習慣の乱れなどとの関連がおもに考えられています。
片頭痛と緊張型頭痛の違いは何ですか?
心臓の鼓動にあわせてズキズキと痛むのが「片頭痛」、頭全体が締め付けられるように痛むのが「緊張型頭痛」と言われています。
接骨院・整骨院では頭痛にどのような施術を行いますか?
手技によって筋肉をもみほぐしたり、鍼灸でツボを刺激したりすることで血行を促し、頭痛の緩和を図ります。
頭痛への施術に保険は使えますか?
自費による施術になります。
接骨院・整骨院では、原因がはっきりとしている痛みやケガにしか保険を使えません。
頭痛を予防するために日常生活では何に気をつけたら良いですか?
適度な運動や首、肩まわりのストレッチが頭痛の予防に効果的です。
また、夜はしっかり眠り疲労を溜めないことも大切です。
著者
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著者
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氏名
入江 祥隆
役職
院長、事業部マネージャー
資格
柔道整復師
血液型
AB型
趣味
休日の育児、仲間との時間
出身地
東京文京区
得意な施術
首、腰、膝
今後の目標
江東区の健康寿命を延ばす
施術家としての思い
相手のことを自分事にする
施術へのこだわり
根拠のある施術、痛みには必ず原因がある
経歴
日本中小企業大賞スゴイ社員優秀賞 最優秀院長賞2回 最優秀マネージャー賞2回 第21回医療オリンピックC-1矯正王優勝
コラム
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東陽町整骨院鍼灸院
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